ツインテール
さてこのタイトルをみて、何を思い浮かべましたかね?
女の子の髪型を連想した方は真人間です。
・・・現実世界でツインテールの女の子なんて見たことない気もしますが
ツインテールと聞いて龍乳が思いつくのは・・・
「グドンのエサ」
・・・ハイ、普通の方、おいてけぼりですね。スイマセン。
「帰ってきたウルトラマン」に出てくる顔が下にあって、頭頂部に二本の尻尾(ツインテールの由来)がついている怪獣の名前です。
幼少の頃、先にツインテールという言葉で覚えたのがこちらだったので、龍乳にとってツインテールといえば怪獣なのです。
なんで急にそんな話をするのかというと、たまたまネットでこの怪獣が登場する話を見たから。
実はこの回のお話はなかなか骨太で面白い。
地球防衛軍にあたるMAT(マット)が、最初ツインテールのタマゴを発見するけど対応を誤って見逃してしまう。
その後に登場したグドンも判断ミス(実際は避難が遅れた子供のため)で、逃がしてしまいます。
見逃したタマゴからツインテールが登場。
地下に閉じ込められた人たちを守るためにウルトラマンが現れるんだけど、頭頂部から二本の尻尾を振り回し、下からは噛み付いてくる変則攻撃にウルトラマンは苦戦します。
そこにツインテールを主食とするグドンまで現れて、二大怪獣の前になんとウルトラマンは破れてしまいます。
MATが失態の連続な上に、ウルトラマンまでが敗れたために、防衛庁長官が東京全土をも焼き払う爆弾を怪獣に使うことを決定するが、MATは隊長以下全員で再度怪獣への攻撃を進言します。
このあたりがアツくていいんですよ
長官が折れて最後のチャンスを貰ったMATがチーム一丸となって怪獣に向かっていく・・・。
その時の作戦も凄いんです。
ツインテールに対して、なんと10メートルの近距離から目を潰す作戦です。
ツインテールの顔が下についているから、いつものマットアロー(戦闘機)ではなくてジープを使って接近します。
10メートルってかなり近くね?
文字通り決死の覚悟で怪獣に向かうMATの戦いぶりがスゴくいいんです。
最終決戦はやはりウルトラマン対二大怪獣になるんだけど、MATが効果的にウルトラマンの援護をしたおかげで見事に勝利します。
こんなに役に立っている地球防衛軍って珍しいんじゃないかな?
全員ボロボロになりながらも、辛くも勝利した隊員たちを隊長が一人一人に対して労います。
無能な上司(長官)に困らせられながらも、中間管理職(隊長)の下でぶつかり合いながらも一丸となって仕事を成し遂げていく社員(隊員)たち・・・
プロジェクトXか!
因みに何が一番スゴいかっていうと、これがまだ「6話」だってこと。(全51話)
最終回って言われても可笑しくない話の出来栄えですよ
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