お金でふと思う
昨夜 足立区梅田で起きた無理心中と思われる事件ですが、そのあまりのショッキングさに絶句しました。母親、妻を殺害した上に自殺。生き残った次男も両手首切断された上に意識不明の重体。いったい何が彼をそこまでさせたんでしょうか。
どうやら自宅作業所での機械修理業の経営状態が悪化し、金に困った上で無理心中を図ったらしい。
やはり人間を変貌させるのは金なんでしょうね。
既婚の同僚(♀)が、私に向って「貯金なんてしてどうするの?」といいます。彼女は貯金している人が「憎い」んですって。ホントかどうかは知らないけど、自分は貯金なんかほとんどしてないって。
彼女と彼女の旦那は同じ会社。なので、二人でどれくらい貰っているかはすぐ想像つきます。それで小さい子供一人。だけど、貯金できないほどじゃあないと思う。
確かに私は未だに親元に住んでるし、車も持ってないから出て行く金は少ないとは思うけどね。既婚者の方がいろいろ扶助でもらえるはずだけど。
私の貯金していることに特に意味はありません。強いて言えば何かあってもすぐ使えるくらいの金額は持っておきたい。それが幾らあれば安心かと言われると???だけどね。
例えば親兄弟、或いは自分の身に何かあったとき、会社をクビになったとき、そういう時でも対応できる、ある程度は用意できる金額は持っておきたいです。ある程度ないと、不安なんです。
今回発生した事件が仮に無理心中だとしたら、彼は自分の工場の経営状態が悪化している中で、中学生の子供二人、病気を患っている高齢の母親、そして妻を養っていくことに不安を覚えたんでしょうね。
肉親を殺し、自らも殺した心境は、私ごときではとても、とても理解できません。
亡くなった方のご冥福と、入院されている方の回復をお祈りいたします。
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