さよなら ヒルマン
今日は昨日が遅く休んだため、昼近くまで寝てました。ここまで寝ていたのは久しぶりかな。
日本ハムのヒルマン監督の退団が決定。何もこの時期にっていう感じはします。ここからムードが変わらなければいいのですが。
日ハムの監督を始めた時は、正直大丈夫かこの人って思いました。継投による投手起用と送りバントはしない攻撃的な野球野球を掲げた一年目は5位と惨敗。翌年は3位になったものの、翌年は再び5位。
当時のハムはホームランは多いのだが、三振が多く、しかも投手陣は崩壊状態。そこで送りバントをしないのだから当然のことながら点が入らないし、また投手陣が手薄なのに継投をするから出す投手出す投手がサンドバッグ状態に。
それが2006年になってから突然送りバントによるスモール野球に突然変更。2番セカンドに田中賢介を起用して、一番森本が出るとこれでもかっていうくらいにバントを多用。その送ったランナーを小笠原、セギノール、稲葉の三人が返すという形が完成。
また、継投では岡島と武田久から、マイケルに繋ぐ必勝パターンを作り上げました。
そのお陰でチームは44年ぶりの優勝。
2003年当初の布陣は
1番LB 坪井智哉
2番2B 奈良原浩
3番3B 小笠原道大
4番LF エンジェル・エチェバリア
5番1B 木元邦之
6番DH 田中幸雄
7番C 高橋信二
8番CF 石本努
9番SS 金子誠
坪井、石本の外野陣は足は速いが肩が弱く、小笠原、エチェバリア、木元、田中幸雄の打撃陣はヒットは出るのですが、ランナー出てからゲッツーと三振の山を築いていきました。
それが優勝した2006年は次のとおり。
1番LF 森本稀哲
2番2B 田中賢介
3番1B 小笠原道大
4番DH フェルナンド・セギノール
5番RF 稲葉篤紀
6番CF SHINJO
7番C 高橋信二
8番3B 稲田直人
9番SS 金子誠
新庄、森本、稲葉の「球界最強」と呼ばれた俊足、強肩揃いの外野陣。打撃陣はあいかわらず三振が多かったのですが、1、2番が出てクリーンナップが返す形ができました。
ヒルマン監督にとって功を奏したのは、アメリカ式がダメだったので、日本式に切り替えたjことではないでしょうか。チームの雰囲気も日本一の頃のヤクルトのような感じでとても良くなりました。ショーマンシップもあり、ファンサービスにも積極的なすばらしい監督でした。
だけどこの時期の退団報道が、チームに悪い影響を与えなければいいのですが。
1996年、チームはオリックスと優勝争いをしていたが、当時の日ハム 上田監督は9月9日に「家庭の事情」を理由に突然の休養。結果、まさかの大失速で優勝を逃した苦い経験があります。
今年から導入されたクライマックスシリーズには3位まで入れれば出場できるのですが、やはり一年間戦った成果としてはリーグ優勝を目指して欲しいですね。
今日も不調 西武にまさかの連敗。投手陣に疲れが見え初めてハムとしてはここが踏ん張りどころ。
明日からはロッテ、ソフトバンクと続く試練の7連戦。ここで首位陥落となると、残りの試合数からいっても、優勝はかなり厳しいものとなるでしょうね。
昨日の田中幸雄といい、日ハムには衝撃的なニュースが続きますが、昨年新庄の引退報道から優勝に持っていった流れで、ここまで来たら頑張ってほしいです。
ヒルマン監督、お疲れ様です。最後に優勝という置き土産が残せるよう、残り試合を頑張ってください。
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