日本に誇りを持ってミル。
こんばんは。
暑い、暑いです。何て蒸し暑さなんでしょう?せめて湿度が無ければマシなんでしょうけどね?
藤原正彦さん著の「国家の品格」を読みました。著者は数学者なのですが、こういう本を書くところがなかなか面白い。頭の良い人は、何でもできるのですね。
前半の近代政治の話。昔、成田北高校の授業で習ったような話が続きます。授業を思い出すような懐かしさがありました。
私は地理、歴史が大の苦手で、大学受験時には、消去法で政治経済を選択した覚えがあります。そんな私が来月頭には地図を片手に北海道旅行を計画してるのですから・・・・。
話はそれましたが、後半からは、「武士道」「もののあわれ」といった日本固有の考え方が、いかに世界に対して誇れるかを書いています。ちょっと偏っているかなぁ~っていう感想が強いです。確かに日本固有のもので他国に誇れるものがいろいろありますが、それは他国も持っていると思います。それを相手が正しく認識して、「日本ってすばらしい」って思ってもらわなければ、井の中の蛙って奴になりかねません。
ただ、自分の国を「すばらしい」と思う気持ちはいいことだと思いますね。何といっても、自分の国ですもん。特に英語より母国語に力を入れなさいってコトには同感。私は英語が死ぬほど苦手です。未だに中一程度しかできません。中、高、大学と都合10年勉強してできないんだから、もう無理だと思ってます。義務教育って無力だなぁ・・・。
その代わりではないですが、私は漢字とか、四字熟語とか、ことわざとかが好きです。成り立ちとか意味とか考えると面白くて。つい会話にことわざとかでると、「龍乳さんっておじいちゃんみたい」って言われます(涙)。
またまた話がそれてしまいました。
前半はすんなり読めたのですが、後半の「日本ってすばらしい!」というパートになってからは、一気に読むスピードが落ちました(笑)。ただ、一度読むのも一興だと思います。
ちなみにウチの親はこれを読んで、えらく感激してました。30代の方より、60代の方の方が、より一層感銘できると思います。
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国家の品格 著者:藤原 正彦 |
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